FP学科試験と社会保険労務士択一試験

FPと社労士、どっちが難しい?

択一式で行われる2級FP技能検定の学科試験は2時間、問題数は60問です。
一方、社会保険労務士試験の択一式試験は、3時間半、問題数は70問です。

ですから2級FP技能検定は、1問にかけられる時間は2分。社会保険労務士試験の方は、1問にかけられる時間は3分です。

問題1問にかけることのできる時間だけを見ると、社会保険労務士試験の方が楽そうですが、択一肢の長さがかなり違います。
社会保険労務士試験の択一肢の方が長いため、問題を読むだけでも相当な時間がかかります。

また社会保険労務士試験が5択であるのに対し、FP技能検定は4択ですので、FP技能検定の方が時間的には余裕があるでしょう。

FP技能検定も、社会保険労務士試験も、出題範囲が広いという特徴があります。
しかし社会保険労務士試験は、範囲が広いとは言っても出題科目にはある程度の共通項があります。

一方FP技能検定は、「不動産」、「民間保険」、「相続」、「資産運用」等々と、科目同士がバラバラで統一制がないため、その分試験対策が難しいかもしれません。

但し、社会保険労務士試験に科目毎の足切り制度があることに対し、FP技能検定にはそうした制度がなく、「全部の60%以上」の正解で合格となります。
ですから、「不動産がどうしてもわからない」「資産運用が理解できない」といった受検者でも、他の得意科目で点数を稼げば合格することができます。

FP技能検定と社会保険労務士試験の共通点

この2つの試験における共通科目は「社会保険」と「年金」です。
FP技能検定の方は、年金額を計算させるような出題がありますので、年金の基本的な計算式は覚えておく必要があります。

社会保険労務士試験とFP技能検定の社会保険や年金の問題を比べると、社会保険労務士試験の方が難解ではあるものの、FP技能検定の方が実践的な感はあります。

社会保険労務士試験が、詳細な年金知識を問うものが多い一方、2級FP技能検定は、基本的な知識を問う問題が出されるため、基本事項を確実に押さえておくことで、点数を重ねられると思われます。

FP学科試験と社会保険労務士択一試験
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