大学生×FP資格は就職にメリットあり
「まだ大学生だと、社会人になってからのことがピンときません。でもFPになることがいいことだとよく聞こえてきますが……?」
大学生がFPを目指すのは、とてもいいことだと思いますよ。まだ就職難って根本的に解決されたわけじゃないですよね。それに一部の大学を除くと、やっぱり全般的に厳しいでしょう。
こんなことをいうのはついためらってしまいますが……、大学にランクってありますからね。
Fランて言葉が流行語になるってことは、世間だって企業だってそういう目で見るってこと。FP資格があるだけで、だいぶ職歴が華やぎますよね。
「FPに受かったら、実際どういう会社に就職できるのでしょう? 業界は決まっていると聞きましたが? やっぱり銀行とか証券会社ですか?」
銀行とか証券会社とかは、まあ厳しい感じですけどね……FP2級まで持っていたって一流の都市銀行なんかは難しいです。
でも、ピンキリなんですよああいう業界は。不動産業界にしたって同じことです。FPスキルが役に立つ業界から内定や内々定を1件でも多く勝ち取りたいなら、FP資格を取得してから就職活動してください。
いつまでに合格しておく?
「大学生のいつまでに、FPの勉強を開始して、いつまでに受かったらいいでしょうか?」
まあ、四年制大学なら3回生の冬から就職戦線がはじまりますよね。それだったら、秋までにFP2級とAFPに受かっておきたいじゃないですか?
3回生の9月の試験を受けてパスしたら、10月中には発表されますよね。
「四年制の大学生じゃなくて、短大生だったらどうでしょうか?」
あ~短大生! 短大って本当にあっという間ですよね……。1年目の間に受かっておきたいですけど……ちょっと難しいですよね。
入学したらすぐに勉強をはじめてテキパキと受かっていくのがおすすめ。とにかく早ければ早いほどこしたことはないです。
やっと短大生活スタートしたばかりで、もう別の勉強をするっていうのはつらいですけど、でも卒業後のことを思ったら早めに動いてほしいです。