FP2級の合格率・難易度

合格率は30%は、むずかしい?それとも易しい?

このページでは、FP2級試験(日本FP協会)の合格率をもとに、この試験の難易度を検証してみたいと思います。
FP2級試験は「それほどむずかしくはない」とお話しはしました。
しかし試験の動向を読みきちんと対策立てをしなければ、もちろん合格はできません。
まずは、過去のデータからご覧になってください。

■学科試験 合格率
2009年5月 25.45%
2009年9月 34.25%
2010年1月 29.17%
2010年5月 55.20%
2010年9月 43.11%
■実技試験 合格率
2009年5月 42.86%
2009年9月 44.58%
2010年1月 43.06%
2010年5月 42.23%
2010年9月 36.64%
■学科+実技試験 合格率
2009年5月 22.29%
2009年9月 28.60%
2010年1月 24.86%
2010年5月 34.90%
2010年9月 31.20%

3ブロック目の「学科+実技試験 合格率」が、純粋に合格率の目安として扱うことができます。つまりFP2級試験の合格率は30%前後と見てよいでしょう。

この30%という合格率は、難易度の高い資格でしょうか、それとも比較的易しい資格でしょうか?
合格率30%の資格は、取得する意味が大いにある資格でしょうか、それとも取得する意味がそんなにない資格でしょうか?

その答えは「FP2級は、比較的取得が意外と容易で、大いに役立つ」というものです。

その裏づけを明確に述べましょう。
FP2級取得者の約7割の方は、企業系FPとして、資格を仕事に活かしています。
FP2級試験に合格した10名中7人は、生命保険会社、損害保険会社、証券会社、また不動産会社などで、資格を活用している事実があります!

ファイナンシャル・プランナー(FP)という職業はまだまだ新しい資格です。一方で自分のライフプランをしっかり見直してみたい顧客のニーズは増加しています。
そのような背景も手伝ってはいますが、それにしても取得者の7割の人が活用できている資格というのはちょっとめずらしい気がします。

さて合格率30%の試験の難易度はどう判断するかという問題です。
一般的には合格率が20%を超える資格試験は「易しいレベルの試験」と位置づけられています。
その観点からしますとFP2級試験は決してむずかしい試験とはいえないかもしれません。

しかし1点留意していただきたいことがあります。
それはFP2級の受験者の多くは、金融業界ではたらく社員であるということです。彼らはみな金融商品や税制、また資産の運用についてある程度の知識を持ち合わせています。

そのような背景を踏まえますと、「FP2級試験の合格率30%」は、もう少しきびし目に見積もっておいた方がよさそうです。

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